No.111 雲取り御簾文様縮緬黒振袖

灯屋2代々木本店

  • ¥264,000
    単価 あたり 
税込


身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄:1尺7寸3分(約65.7cm)
袖丈:3尺0寸5分(約115.9cm)
袖巾:8寸9分(約33.8cm)

前幅:6寸2分(23cm)

後巾:8寸0分(30cm)

■商品について

漆黒の地色に鮮やかな朱赤が良く映える見事な振袖です。

優しい味わいのある縮緬地なので、黒といってもきつくなりすぎず、自然な表情でお召し頂けます。

たなびいているのは着物の反物で「誰が袖(たがそで)」といい、江戸時代の小袖に流行した文様と言われています。正確には着物を衣桁にかけた文様なのですが、ここでは色鮮やかな反物として表現されています。美しい小袖はいつの時代も女性の憧れだったのでしょう。

丁寧な紅型染めで色鮮やかな花々が描かれています。不老長寿の菊や百花の王牡丹といった、いずれも縁起の良い、女性の華やかさを盛り立てる意匠です。

振袖の鮮やかさをそのまま生かし、赤の小物や丸帯を組み合わせた大胆でクラシカルな着こなしがお勧めです。

たっぷりとした大振り袖は、現代では珍しくなりつつあります。是非このままお召し頂きたい一着です。