No.186 刺繍尽くし御所解き文水色振袖

灯屋2代々木本店

  • ¥242,000
    単価 あたり 
税込


【寸法】
身丈:4尺4寸5分(約169cm)
裄:1尺7寸7分(約67cm)
袖丈:2尺9寸7分(約112cm)

袖巾:9寸2分(約35cm)


【素材】正絹

【商品について】

上品な光沢をたたえた綸子地、幾重にも挿された手刺繍が美しい、まさに一級品の振袖です。

御所解文様とは、江戸時代に上流武家や公家の間で流行した風景文様のことで、明治期に御所務めの女中の着物が解かれて一般に広まったと言われています。その名の通り、こちらの振袖は江戸時代の武家の女性を思わせる凛とした気品ある佇まいです。

紗綾型の地紋が織り出された綸子地は重厚な雰囲気を持ち、その存在感は目を見張るものがあります。品の良い浅葱色は、お肌を白く美しく映えさせてくれそうです。

刺繍は振袖全体にふんだんに施されており、立体感のある菊や桜などの花々が、緻密な刺繍を纏ってこぼれるほどに咲き誇っている様は圧巻です。

大阪に呉服店を構える「小大丸」さん誂えの逸品。昭和中期に仕立てられたものだと思いますが、着用回数も少ないように見受けられます。大変状態がよく、これからも長くご愛用頂けます。

保管中に付いたと思われる白の染色部分がポツっと小さく変色している箇所が何箇所かございます。

古典柄の上質な振袖をお探しの方におすすめの、たいへん煌びやかで豪華な振袖です。永くにわたって受け継いでいっていただきたい特選振袖です。